2018-07-19

音楽からアダルトを語ってみる ”承“


 

私(遥美沙樹)が、昔バンギャだったのは意外と知られている事実なのですが、当時と今ではずいぶんと様変わりしたライブハウス事情、そしてアーティスト事情。
本編はヤバくてカットした部分が多く、読者の皆様には「むむう…」と思う場面が多々あると思いますが、
そこは大人の事情をお察しください(笑)←言える日が来たら言います。
時代は流れ、そしてまた巡ると考えると、それぞれの「時代」に音楽は人生を彩る大切なツールだった気がします。
今回は現役サイドVS過去の栄光サイドという取り組み。

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—— シブメグさんつながりで「テレクラキャノンボール」っていう作品ご覧になりました?私はどちらかというと、業界のカテゴリーに入れられちゃうんですけど、素人さんから見てあの作品はどう見えますか?

佐藤 僕は純粋に面白いなと思いましたけどね、ドキュメンタリーというか、元々僕はそんなにAVを熱心に観るタイプじゃなかったんですが、監督さんたちはもちろん知ってましたけど、純粋にドキュメンタリーとしてキャッチしてそれを皆で発表してっていう、その流れが男子としては絶対面白いと思うんですよね。

—— 女子も絶対面白かったと思うんです。

佐藤 そうなんですけど、モラル的なものとかになるととっても難しくて、ただ笑って済ませられる問題じゃないんだろうなって思いましたね。俺あの映画結果3回くらい観に行って、毎回違う人と行ったんですけど、結局最終的には「おもしれーな」で終わっちゃったんですよね(笑)。

—— 3回観たら一つひとつ覚えてますよね(笑)。

佐藤 名シーンたちが今でも思い出せるっていう。

—— 二度と作れない作品だから余計に。観てる側も「これの続編はないな」と思って観ているっていう不思議な作品でしたね。AVを普通の人が観てるときの感想を、私たちが聞くことはないんで、どういう風に思ってるんだろうって。

佐藤 ちょっと似てるのは中学とか高校のときに初めて友達の兄ちゃんからAVくすねてきて、友だちの部屋で10人ぐらいで「やべぇ!」って感じで観るみたいな(笑)。「うぉー!」みたいな、そういう感じに近かったのかなと思います。

—— 女の子同士だと見るところが違うんですよね。女子は女子でみんなでAV観たりとかはあったんですけど、女子は女優さんとか男優さんのダメ出ししかしないんですよ。

佐藤 あはは(笑)。

—— 「これ絶対胸入れてるよね」とかそんな話しばっかりでした。

佐藤 男はバカですからね「やべぇ!」とか「うぉー!」しか言わないですよ(笑)。

 

 

—— さて、四谷アウトブレイクと恋愛事情とかセックス事情を絡めてお話を聞きたいんですけど、お店をやってるなかでそういうドラマがあったと思うんですよ。

佐藤 たくさんあったと思うんですよね。

—— 話せる範囲でありますか? 凄い話しだったっていう。

佐藤 そこまでドラマティックじゃないんですけど、ライブハウスあるあるだと思うんですよ。出演者とスタッフがくっついちゃうとか多くて。それが一番多いかもしれないですね。

—— 出演者とお客さんじゃなくて?

佐藤 実は出演者とお客さんってほとんどないんですよ。

—— 打ち上げとかあまりやらないから?

佐藤 打ち上げはあるんですけど、バンドがお客さんに手を出したとか食っちゃったって昔からあるじゃないですか、意外とそういうのをみんな気にするからあんまり表立っては出てこないんですよね。だからどっちかっていうと出演者の人がスタッフを好きになるとか…。

—— そっち!?

佐藤 どっちもありますけどね、どの店でもたくさんある話ですね。

—— 出演者は女性?

佐藤 出演者が男性っていうのが多いんですね、でスタッフが女性で。

—— じゃあライブハウスのスタッフの女の子はモテるんだ(笑)。

 

 

佐藤 めっちゃモテますね、いっつもナンパされてますよ。やっぱり一番近い存在じゃないですか、あとは手近なところっていったらそれまでなんですけど…(笑)。

—— あと自分のお世話をしてくれるっていう看護師さん的な感覚もあるのかな?

佐藤 あるかもしれないですね、あと分かってくれるじゃないですか、理解度が高いというか。そういうところに惹かれちゃうんだろうな。

—— それはちょっと分かります。結局普通の社会生活が送れないわけじゃないですか、バンドマンって(笑)。だから考え方とか価値観もズレてるから、そんな人が一般の社会人とくっつけるわけがないんですよね。

佐藤 よっぽど面倒見がいい人じゃないとダメですよね(笑)。

—— そうそう、理解があるとか余裕がないと無理じゃないですか。だからどうしても同じカテゴリーで。

佐藤 あと今のバンドマンって意外と出会いがないんですよ。それは昔と今が一番違うところかもしれないですね。

—— さっき言ってたみたいにお客さんを食っちゃうってこともない?

佐藤 少ないと思いますね。打ち上げ自体も昔に比べたら減ってますし、出会いの場が意外とない。俺もバンドマンと恋愛話とかあんまりするほうじゃないんですけど、よくよく考えたら「無いな」って。

—— 出演者とスタッフがくっついてエラいことになったっていうのはありますか?

 

 

佐藤 うちの店でエラいことってほどでも無いんですけど、昔スタッフ同士が付き合ったってことがあって、それは同じ職場内恋愛なんですけど、それも大変なんですよ。二人の仲が悪くなると店の雰囲気が悪くなってしまって(笑)。ちょっと困った時期はありました。でもそのくらいですね。

—— スタッフと出演者のほうがややこしそう。

佐藤 でも逆に表に出てこないんですよ、問題にならないじゃないですか。ケンカしてても毎日いるわけじゃないし、こっちにはあまりダメージがないんですよね。だから僕も目くじらを立てるわけでもなく「仲良くね」って感じで終われるんですけどスタッフ同士だとそうもいかないんで大変ですよ。

—— 空間を作っていく職業なだけに…。

佐藤 そう、空間を乱さないでくれみたいな…(笑)。

—— そこも昔と変わりましたね。

佐藤 昔って逆にどうだったんですかね?

—— 昔は入れ食い状態だったんじゃないですかね。

佐藤 伝説は聞きますけど。

—— 「日替わり定食」って私たちの時代からその言葉が出たので…。

佐藤 それ俺初めて聞きました(笑)。ヤバい(笑)。

—— バンドをやってますイコール日替わり定食みたいな。

佐藤 なるほど、凄い時代ですね。

—— 昔は音楽って本当にセックス・ドラッグ・ロックンロールって感じだったんですよ。その三つが揃って俺カッコいいっていう時代だったんだけど、今それが薄いじゃないですか。

 

 

佐藤 そうですね、それを今、地で行くアーティストはほとんどいないかもしれない。

—— 例えば、こういうところから始まって有名になってしまって全国ツアーに行って、全国各地に恋人がいるのって多分あの人とあの人ぐらい…(笑)。

佐藤 あははは(笑)。凄いですよね(笑)。

—— 今はめったにいないじゃないですか。

佐藤 草食化してるのかも分からないですけどね。

—— 私たちファンとしては、音楽やってる人って草食に見えてもロールキャベツでいて欲しいっていう願望なんですよエロさがないと音楽ってダメじゃないですか。

佐藤 そういう意味ではエロいバンドは減りましたね。

—— そこが残念だなと思うところで。

佐藤 でも逆にお客さんがエロさを求めてないっていう人も増えたのかもしれないです。

—— 何を求めてるんですか?

 

 

佐藤 イケメンはイケメンで求めてると思うんですけど、それが音楽的な艶とかその人の人生的な艶っていう風にはあんまり見てない気がします。

—— どこから変わったんですかね? 渋谷系が出てきてから?

佐藤 いや、渋谷系はまさにロールキャベツ系でしょう(笑)。

—— あ、そうだ(笑)。

佐藤 そのあとの下北系のギターロックと言われてる子たちはあんまりセクシャリティというか、エロい感じでは無いかもしれない。むしろどっちかっていうとそういうのが苦手な人たちが始めたバンドなんで。だからもしかしたらその辺から流れが変わってきてるのかもしれないですね。

—— DTも増えてきてるかもしれない。

佐藤 統計学的にはきっと増えてるのかもしれないですね(笑)。

—— ロールキャベツでいて欲しいって願望があります。

佐藤 ロールキャベツっていいですね(笑)。

—— 昔はアスパラベーコンっていうのはいたんですよ、中が草っていう。

 

 

佐藤 あははは、肉と見せかけて(笑)。

—— 外は肉なのに中は草っていうのが、アスパラベーコンって言われてるんですけど。

佐藤 その表現って誰が作ったんですか(笑)。いにしえからあるってことですか?

—— 分からないんですけど、ここ14〜15年くらいだと思います。

佐藤 勉強になりました(笑)。

—— そういうのも多くないですか?

佐藤 それは見せかたとしてそうなっちゃってるっていうか。今若い人の間でLAメタルが流行ってきてるって感じがして、化粧バリバリで。彼らはアスパラベーコンなんですよ。

—— なるほど(笑)。

佐藤 それは見せかたとしてなんですけど、「女寄ってこいよ!」って言ってるけど実際持ち帰るかっていったら持ち帰らずスマートに帰っていくっていう。

—— でもビジュアル系もそうですよ。

佐藤 そうなんですか?

 

 

—— ビジュアル系こそアスパラベーコンが多いっていうイメージが昔からあります。しょっちゅう彼女が入れ替わってるっていうのは昔からあったんですけど、中身が草なので続かないんですよ。

佐藤 あはは。

—— だからいっそ日替わりになるっていう。

佐藤 なるほど。僕としてはそのくらいワイルドな出演者が出てきて欲しいですけどね。

—— そこにいるだけで、不道徳な気持ちになるみたいなアーティストはずいぶん減ってしまったなって思います。ただ、音楽をやっていく上でエロさって絶対必要不可欠だなって思っているんですよね、どんなジャンルであれ。だからそこが消えていくっていうのはちょっと寂しい感じがするんですよね。

佐藤 でもファンの人の追っかけの熱量っていうのも、ライブに通うだけじゃなくてそれこそ昔は入待ち・出待ち、打ち上げに乱入とかあったじゃないですか。そこまでないですもんね、熱心に通ってくれる人はいてもそこまでその人の生活に食い込みたいっていうか、ステージの裏側を見たいっていうファンは減ってきている気がします。

—— 今はストーカーってなっちゃうからですかね。

佐藤 そっか、それもあるのか。確かに考えてみたらそうですよね、だから追っかけの種類も変わってきてるのかなっていう、「This is グルーピー」みたいな人っていないじゃないですか。

—— そうそう、逆に今は陰湿になってきちゃってるのかもしれないですね。

 

 

佐藤 今はインターネットもあるし、噂話はそこでもできますもんね。

—— あとは出処が凄く多いじゃないですか。目撃情報が流れてきたりとか、だから怖いですよね。

佐藤 あはは、怖いですね(笑)。

—— 住んでるところがすぐにバレちゃうっていう。

佐藤 だから逆に無茶できないのかもしれないですよ、アーティストサイドも。すぐ知れ渡ってしまうから。

—— でもいてもいいじゃないですか、だって音楽やってる人なんだもの。

佐藤 僕らはいて欲しいですけどね、でもそういう人たちにファンがつくかどうかっていうと分からないですけど(笑)。それもビビってるっていうか、それも危惧してると思いますよ。

—— だからゲス極がああいう風になっちゃうのか。

佐藤 そうですよ、まさにあれなんかそうですよね。

—— うーん…。でもあれが普通でしたけどね(笑)。

佐藤 僕もまぁいいかなとは思いますけど、ダメ出しされやすい時代というか、そういうことに対して。

—— 皆清くないといけないんですかね?

佐藤 みんな清さを求めてるんですかね。でも分かりやすく悪口言えるからじゃないですかね。そういうことに対して。

—— 難しいですね。だから日本全国セックスレス時代が起きてる。

 

 

佐藤 あはは、このままだときますよね。

—— 音楽とセックスと恋愛って私の中では切っても切れないものなので、このまま時代が変わってもそこは死守して欲しいなと思うんですけど。

佐藤 でもその反動でそういう流れになっていくような気もしますけどね、一周して艶っぽい人たちがどんどん生まれる2020年代になったら面白いですよね。

—— 顔が性器みたいな(笑)。

佐藤 あはは(笑)。スーパーセックスシンボルみたいなね。女の子がバンバン倒れるような人たちがいたらいいですよね。

—— 逆にベッド・インみたいな女の子が増えてきたりとか。

佐藤 ベッド・イン面白いですよね。

—— あれはあれでいいのかなぁと思うんですけど(笑)。

佐藤 ベッド・インは女性ファンのほうが多いっていう印象があります。

—— そうそう、だから「ちょっと違わない?」みたいな。それは狙ってるのかなと思うんですけど。

佐藤 ベッド・インには昔アウトブレイクに出演してもらったことがあって。

—— 地下っていってたのに上っていきましたね。

佐藤 本当ですよね、いきなりガツンっといきましたもんね。

—— ああいうのはああいうのでいいなって思ってて。

佐藤 きっとベッド・インもそういう噂は立たないじゃないですか。だから凄いなぁと思って。

—— それこそ私生活になにかあったら厄介なんじゃないですかね。

 

 

佐藤 普通にプロレス会場にいますからね、あのまんまなんですよ、あの子たち(笑)。

—— そうそう、プロレス会場も今色っぽいお姉さんが多くなった印象があって、そこも昔と変わったなあって思います。

佐藤 プロレスラーに託しますか(笑)。

—— プロレスラーこそアスパラベーコン多いんですよ。

佐藤 そうなんですね(笑)。


 

新旧対決、いかがでしたか?
でも私の世代に大活躍していた方々もまだまだ現役の方もたくさんいるんです。
そういう方は、うんうん。と読んでくださったかなと思います。
さて次回は、いよいよ佐藤さんのプライバシーを切り取っていくのですが、
こんな、ひょうひょうとした人たらしのお兄ちゃんから、思いもかけない相談を持ちかけられます!
(言っていいのかNGかはこれから交渉w)
全てさらけ出して生きてきた(らしい)佐藤さんのプライベート、ご期待くださいw

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今回のゲスト:四谷アウトブレイク佐藤 ”boone ” 学さん

 

 

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遥美沙樹 #ootd
・ジャケット:ポールスミス
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・ボトム:メルシーボーク
・サンダル:shaka Neo Bungy Platform 433037W

 

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