2018-03-18

日本の風俗と性癖を考える ”転”


恋愛に興味がないという安田理央さんをここからエグってまいります。
そんな人、本当にいるのでしょうか?!と半信半疑で始まった「転」の回ですが、
今回は読者の賛否両論が分かれそうな気がします。
しかし理解できるできないに関わらず、「こんな人もいるんだ!」「こんな考え方もあるんだ!」という、大変貴重なサンプルであります(笑)。人の数だけ考え方があって当たり前ですし。
途中、アイドルの話なども出てまいりますが、決して悪意はありません、はい誓って。
では…はじめて参りましょう。

 

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—— 第三部ですが、ここは安田さんが大嫌いな嘘くさい恋愛観。

安田 嘘くさい恋愛観(笑)。

—— 恋愛自体が嘘くさいわけじゃなくて、恋愛観を語ることが嘘くさい?

安田 語ることが嘘くさいと思ってるのもあるけど、そもそもあんまり興味が無いんですよね。

—— 人の恋愛に興味がない?

安田 うーん、自分のも無いんじゃないかな…結局。駆け引き的な事も面倒くさいし。

—— 恋愛している人と関わる仕事はしてこなかったんですか? 自分の恋愛観を書いてる作家さんとか。

安田 あんまりそっち方面の仕事は回ってきませんでしたねぇ。

—— あと恋多き男女が多くてよく話を聞いていたとか。

安田 それはあるけどね。話聞いてるけどあんまりよく聞いてない(笑)。「うんうん」って頷いてるだけみたいな(笑)。

—— 全然聞いてないみたいな(笑)。

安田 聞いてない(笑)。「次何食べようかなー」とか「次、ホッピーにしようかなー」とか考えてたみたいな(笑)。「うんうん、そうだねー」とか言いながら。

 

—— 恋愛って出会う人によって違うからって思ってるからですか?

安田 やっぱり興味自体がそんな無い…。

—— 恋愛に興味がないわけじゃないですよね?

安田 無いんですよ、あんまり。女の子にモテたいとかイチャイチャしたいとかはありますけど。

—— 恋に落ちたいとは思わない?

安田 その辺省略して仲良くなりたいなーとかね。もう恋人同士からはじめたい、いきなり。

—— いきなり!? そこの駆け引きとかすれ違いは楽しみたくない?

安田 そういうのは面倒くさい。

—— …昔からですか?

安田 そうかもしれないですね。よくほら周りで「誰と誰が付き合ってる」とかあるじゃないですか。僕は最後までだいたい気がつかないんですよね。そういうのが鈍いんですよ、すごく。「え、そうだったの!?」「もう別れたよ」って感じになってたりとか、「ああ、興味無いんだろうなー、おれ」って思う。

—— 「悩み聞いてくださいよ」って女の子から来ても面倒くさいなって思っちゃうんですか。

安田 うん、でも一応 ”いい人” としては聞かなきゃいけないんだろうなーって(笑)。

—— いい人は演じなきゃいけない?

安田 あんまり嫌われたくないじゃないですか(笑)。

—— アイドルに恋してる男性心理は理解できます?

 

安田 出来ない…。本心では、アイドル推しとかバカじゃね!? って思ってる(笑)。本当に分からないんですよ、アイドル。でもみんな楽しそうだから、僕も好きになりたいなとは思って、色々聞いたり現場に行ってみたりするけど、やっぱり全然分からなかったですね。そもそもファンになれないんですよ、僕。ファン心理っていうのがあんまり無くて、好きなミュージシャンでも路線変わって好きじゃなくなると「じゃあもういいや」ってなっちゃって、ずっとファンっていう感じが無いんですよね。

—— 私のお客様に筋金入りの方がいて、酒井法子さんいるじゃないですか。のりピーが昔から好きでのりピーという虚像が好きだからのりピー本人が覚醒剤とかで捕まったとしても自分の虚像は何も変わってないからずっと好きなんですって、例えば眼の前にのりピーが素っ裸でいたとしてもそれは好きじゃないんですって。

安田 それは、いつののりピーなのかな。今の老けたのりピーでもいいのか。

—— それはいいんですって、そういう人間らしい事をしてるのりピーは自動的に自分の中でカットできるっていう。いつまでもアイドル酒井法子のまんまなんですって。

安田 僕は、そういうのはできないですね。グラビアアイドルは好きなんですよ。でもグラビアしか好きじゃなくて、本人にはあんまり興味がない。テレビとかに出てきたりするのを見るととガッカリすることが多いじゃないですか。「グラビアで見るとの違って安っぽいなぁ」みたいに思うんですよ。あと顔が変わってきちゃったりとか、体型変わって来たりとか、老けたりしたら、すぐにもういいやってなっちゃうんですよね。

—— 「劣化」って言葉を使いだしたのって。

安田 劣化って言い出したのって多分最近ですよね、あれも良くない表現だなとは思うけど、自分もそういう感じで好きじゃなくなっちゃう事も多いから、分かんないでもないなって。ただ老けたらか悪いっていうんじゃないんですよね、良い老け方だったら全然歓迎なんだけど、なんかちょっとイメージが違っちゃうなみたいな時はあるから。

—— 自分の中の虚像が崩れていく事がショックなんですかね?

安田 単に自分の好みじゃなくなっちゃうからですよ。

—— でも基本的に男の人の恋愛観って足し算だと思うんですよ。付き合い始めた時はたいして好きじゃなかったんだけど長くなるごとにどんどん好きになっていくのが男性の恋愛だと思うんです。

安田 そうかな? 女性の方がそうじゃない?

—— 女性は引き算じゃない?

安田 女性の方が長くなってくるとハマってこない?

—— 男性って長くなればなるほど相手に執着するし固執する。

安田 え、そう?

—— そこで別れましょうってなると「いやいやいや…」ってなるじゃないですか。

安田 僕自身そうはならないから分かんないな。

 

—— 女々しいって男性のためにある言葉じゃないですか。

安田 そういう男性もいるんだろうけど…。

—— 安田さんは引き算のタイプ?

安田 そうですね。

—— 付き合う時がピークで、あれ、ちょっと違うんじゃない? っていう。

安田 うーん、そうかもしれないですね。

—— 自分のボーダーラインがあって、そこにとどまってたら付き合ってられるけどそれより下がったらもうダメだってなる?

安田 そっちだと思う。だからそういう意味じゃ女性っぽいのかもしれないですね。でも僕が見てると女性の方が足し算な感じしますけど。

—— 足し算をする女性と付き合ってきたんじゃないですか?

安田 「最初はそういう話じゃなかったでしょ」っていう話はよく聞きますよね(笑)。

—— 例えば最初はセフレだったでしょっていうところから?

安田 そう。だって妻子いるんからダメよっていう話しで始まって、「それでいいよ」って言ってたはずなのに、そうは行かなくなってっていうパターンとか。

—— 相手がハンターだったんじゃないですか?

安田 そうなんですかね、でもだいたい女性の方がそうなるイメージですが。

—— 独身の頃はどうでした?

安田 実は僕は、ちゃんと付き合ったのって今のカミさんが、ほぼ最初に近い感じなんですよね。それまでそんなに長く続くっていうのがなかったんで。

—— 瞬間的なものっていう?

安田 そうですね、わりと。

—— 自分の中の記憶とか自分の周りにいた人の話でもいいんですけど、凄い恋愛した人の話ってあります? 「凄いなコイツ…」っていう。

安田 本当興味が無いからなぁ……、覚えてないです。アハハハハ!

—— 本当に興味がない(笑)。

安田 アハハ!

 

—— 激しい恋愛の本のレビューを書いてって言われたらキツいですね。

安田 すんごい困りますよね、だからラブストーリーの映画とか何が面白いのって思うもん。「え、悪の組織は出てこないの?」って(笑)。僕、悩むとかウジウジする感じが凄い好きじゃないんですよ。

—— 恋愛のために泣くとか信じられない?

安田 恋愛じゃなくてもいいけど「僕ってなに?」とかそういうのが凄く嫌い、苦手なんです。「生きるって何?」とか「僕ってなんだろう」って悩むって本当に興味なくて、「エヴァンゲリオン」とかもウジウジしてて嫌いですね、ああいう感じ。イライラしてきちゃう(笑)。「いいからさっさと戦えよ!」みたいな(笑)。

—— なんでエヴァは売れたんだと思います?

安田 ウジウジするのが好きな人が多いんじゃないですか(笑)。

—— (笑)。そっか。

安田 なんかそういう時代ってありましたよね。でも悩むとか本当に苦手なんで…、もちろん実際には自分だって色々悩みますけど、それをエンターテイメントとして受け取る意味が分からないんですよね。なんで人が悩んでるのをわざわざ見なくちゃならないんだっていう。他人が悩むの見ても別に楽しくなんないじゃんって思って。

—— 見てる人は共感したいんでしょうね。

安田 そんなの共感しなくていいじゃないですか。今自分が悩んでるんだったら悩めばいいし、人の悩みまで引き受ける事ないじゃん(笑)。

—— 安田さんにこそそういう本書いて欲しいですね(笑)。

安田 3ページぐらいで終わっちゃいますよ(笑)。

—— 「書きなさい!」って書かせたいですもん(笑)。

安田 「お前はお前の道をいけ、以上!」って。そういう本とかってまったく興味が無いんですよ。

 

—— 恋愛って凄いエネルギーを消耗するんですよね。

安田 もっと他にやるいことあるじゃんって思うんです。そんな事考えるんだったらパンダのシャンシャンのこととか考えた方がよっぽど良いんじゃないかって。「シャンシャン可愛いな」とかの方がよっぽど癒されますよ。そっちの方が全然いい。とにかく、みんな人間関係の話ばっかりしてて、おかしいんじゃないかと思いますね。

—— ここまでバッサリする人も私の知ってる人の中にはいらっしゃらないかも(笑)。

安田 なんで皆そういう話がそんなに好きなの!? 何が楽しいの?

—— 恋愛とセックスが絡んでくるからですよ。

安田 もちろん、セックスっていうのは好意があった方が絶対気持ちいいっていうのは分かりますよ。結局人間の一番の快楽って他人に好かれることだと思うんです、それは分かるんです、甘えられるとか好かれるとかそういうのは大好きですけど、それと恋愛はまた別の話になってくるじゃないですか?

—— セックスから見た恋愛なら分かる?

安田 うん、それなら分かる。

 

 

—— どうしたら一番気持ちいいセックスが出来るかっていう部分で恋愛というスパイスをぶっこんでいくっていう。

安田 それだったらアリじゃない? って思うんですけどね。

—— 安田さん的にこういう設定が一番気持ちいいだろうっていうのはありますか?

安田 オナニーをする妄想としてのファンタジーとしてのとは、また全然違うんですよね。

—— 相手ありきですもんね。

安田 やっぱり相手に好意を持たれてるなっていうのは興奮しますよね。

—— それは「セックスしたい」という対象として見られてるって事ですよね。

安田 そうですね。やっぱりセックスで一番興奮するのは相手の股間を触って濡れてる時ですよね。

—— あー! 自分で濡れてくれてるっていう。

安田 そうそうそう、まだ触ってないのに濡れてるっていうのは一番興奮すると思うんですよね、あそこがピークだと言っていいくらい。

—— そこがピークですか(笑)。

安田 そこがピークかもしれない(笑)。

—— もうそこがピーク!?

安田 さっきも言ったけど、僕あんまり本番行為に興味がなくて、チンコ挿れちゃうと、もう終盤だな…って(笑)。

 

—— 競馬の直線みたいな感じですか(笑)。

安田 そうそう、もう終章みたいな、クライマックス終わったあとの後日談みたいな気持ちがあって(笑)。前戯とかの方が好きなんですよ。

—— そこまでを高める為にいわゆる瞬間愛みたいな感じなんですかね?

安田 でもやっぱりお互い好きっていう状況のほうが、やっぱりそれはね盛り上がりますよ。

—— そのお互い好きって思うまでの行程はどうしましょうか?

安田 そこは面倒くさいからいいです。

—— それはおかしいじゃないですか(笑)。

安田 行程っていうかする前にイチャイチャしたりするのは好きだけど、そこに至るまでは省略していいな…みたいな(笑)。

—— 「はじめまして」からそこに至るまでは5分とかでもいいって事!?

安田 良いと思ってる(笑)。だから僕わりと風俗好きだったんですよね。

—— あ、そっか確かに。

安田 そういう意味で風俗好きですよ。すぐ始まるから。

—— 風俗で売れてる子って瞬間愛出来る子なんですよね。

 

安田 それは本当にそうだと思いますよ。

—— 技術とかサービスじゃないんですよね。

安田 本当にそうだと思う。技術は技術でありなんですけど、そこは二の次三の次なんだと思う。

—— 一瞬でその子が「あ、この人好き」って自分を思い込ませる事が出来るっていうか。

安田 そうそう、それが一番強いですよね。さっき言った「好かれる」って事が一番の快楽っていう事だと思うんですよね。「この人は私の事好きなんだ」って思うとやっぱり興奮しますよね。

—— 例えばその子がドアを閉めた瞬間に自分のこと忘れてくれてもいいわけじゃないですか。

安田 本当は忘れてるんだろうけど、そうじゃないと思わせてくれればいいんじゃないかな。

—— そうそう。風俗の天才ってたまにいますよね。

安田 わりとしかも天然で出来る人ね。考えてやってない、無意識でできちゃう人がいるんだけど、あれはやっぱり凄いと思いますね。

—— 風俗嬢で手帳を付けてる子って売れてる子なんですよね。

安田 あー、なるほどね。

 

—— その人と何を話したかとか、どういう特徴だったかとか1~2行をちゃんと書いてる子が売れてる子だって思ってて、でその人がリピートで来た時にそれを読んで思い出す。「あの時あんな事言いましたよね」っていうと男の人は喜んでくれる。

安田 アイドルの方だと「認知」っていうんですよね。アイドルにファンが覚えてもらうこと、それが凄い重要らしくて、ライブが終わった後にチェキとか撮ったりする物販タイムがあるんですけど、実はライブよりそっちがメインなんですよ。で、買う時に何秒か喋れるんですけど、その時に覚えてもらえるかが勝負なんですよね。向こうも必死に覚えてるんだろうけど、その話を聞く度にいつも「キャバクラみたいだな」って思うんですよね。アイドルに覚えてもらうのが、ファンにとっては快楽なわけですよね。

—— それ風俗と変わらないですよね(笑)。

安田 本当、風俗と変わらない、だからレスっていってライブの時に見てもらう事をいうんですけど、そういうのとかも嬉しいらしいんですよね。認知厨っていうのもいるんですけどね。

—— 今アイドルが凄く痛々しく見えちゃって私。

安田 だから凄い痛々しい世界だから苦手なんです。なんかお客さんも痛々しいしね。

—— なんでこんな風になっちゃったんだろうって思って。

安田 アイドルとファンが、お互い認知し合うみたいなね。

—— どこから始まったんですかね、ももクロ

安田 ももクロはまた違うみたいですけど、いわゆる地下アイドルとかね、AKBが握手会をやったあたりからなんじゃないですかね。いわゆる、承認欲求か。アイドル側もファン側もそれなのかな。

—— お互いの自己顕示欲を満たしてる。

安田 うん、アイドルがたくさんのファンに承認されてるっていうのもそうだし、ファンもアイドルに承認されてるっていうので嬉しくなっちゃう。

—— それとSNSって繋がってそうですね。

安田 AV女優の意識が変わってきたのってSNSが大きくて、それ以前の女優さんに話を聞くとファンって言われてもあまりピンと来なかったって言うんですよ。どういう人が自分のAV買ってくれてるかってあまり分からなかったんですよね。それがだんだんSNSとかで目に見えてくるようになって「ファンの為に頑張ります」って言うようになったんですよね。そこは「アイドルみたいだなぁ」って思うんですけど、それも承認欲求をお互いにやってる感じがしますよね。

 

—— 逆に今SNSやらない女優さんっているんですか?

安田 いますよ。あんまり力入れてない人。それでも売れる人はいますけど、イベントの動員数が違う。ツイッターのフォロワー数が多いけどDVDが売れない、だけどイベントにはいっぱい来るみたいな人もいますね。

—— え?

安田 そういう人もいるんですよ。本末転倒になってる。

—— それは本人のキャラは面白いんだけど、DVDは面白くないと思われてる?

安田 多分客層が違うんですよ、つまりツイッターのファンって必ずしもAVファンじゃないんですよ。その子のツイッターだけが好きっていうファンも結構いて。

—— でもちょっと分かる気がする。

安田 そんなちょっと不思議なスタンスみたいな人が結構いて。

—— そこはアイドルだけじゃないし女優さんだけじゃない、私もそうで私のフォロワーに私の太客いないですもん。

安田 人気があるけど、実際のセールスと結びつかないっていうのは他のジャンルでもあるんだろうね。

—— 何かしら色んな形を経て、お互いに疑似じゃないな…瞬間恋愛みたいな事をしているんですかね。

安田 だと思いますね。だから多分それは快楽なんですよね。快楽の為なんだと思う。それはそれでわかるんですけどね。

—— セックスする、しないは別として。

安田 そうそうそう。でも僕は一対一じゃないと気持ち良くないなっていうのはあるかな…。大多数のうちの一人ってつまんないし、そもそもアイドルって自分の娘みたいな年齢の子にねぇ…(笑)。

—— でもヤリたいと思ってるんですかね?

安田 そうでもないらしい、それも分かれるらしいんですよ。本当に応援したいっていう人も結構多くて。若い子だともうちょっとガチな恋愛の方に行くらしいんですけどね。自分の娘を応援してる気持ちって言ったりするらしいんですけどね。だったら自分の娘を応援しろよ…って思っちゃうんだけど(笑)。

—— 今私の心の中を読まれたみたいでした(笑)。

安田 んふふふ(笑)。矛先が違うんじゃないか(笑)。

—— それ思いますよね本当に(笑)。

 

 

—— そういう気持ち良くセックスをするために恋愛をするっていう傾向は増えていくんですかね、これからは。

安田 セックスよりも恋愛がしたいみたいな感じですよね、みんな。

—— 20代の子は特にそうですよね、セックスに重きを置かなくなった。

安田 そうですね。まぁ、僕も歳だからっていうのもあるけど、別にご飯食うだけでいいや、セックスするの面倒くさいからって感じはありますね、もう眠いしみたいな(笑)。もう喋ってお酒飲んで眠くなっちゃったからいいやみたいな、もう帰って寝ようみたいな(笑)。それはちょっと多分意味が違うんですけどね。

—— でも向こうが乗ってきたら応えるんですよね?

安田 んーとね…、分かんない、もうそこは。眠いからいいやみたいな。そうなると勃たないしとか(笑)。

—— 素直に(笑)。

安田 もう無理をしないようになってきて(笑)。そうすると勘違いされて余裕があるって言われちゃって。ガツガツしてないとか、いやもうガツガツできないんだってみたいな(笑)。

—— 二村さんも「もう恋愛をしなくて良くなってきた」っておっしゃってました。

安田 まぁ、僕は元々そんなに恋愛に興味無かったから。

—— でもかの哲学者達は「恋をすることしか人生を楽しむすべはない」と言い切る人もいます。

安田 それ、つまんない人生なんじゃないですか? 駅弁大会に行ったりとかそういう楽しみを知らないんじゃない? 駅弁大会楽しいよ(笑)。

—— 音楽だってある種セックスみたいなものじゃないですか?

安田 そうですね、僕はバンドで演奏するのが好きなんですけど、バンドメンバーってある意味セックスしてるような気がしますね。セックスした相手みたいな感じになるんですよね。

—— だってそこに駆け引きもあるし。

 

安田 そうそう。一回セックスした相手みたいな関係性ってあるじゃないですか。そうするとまた付き合い方もちょっと変わってくる、バンドのメンバーってそれと近い感じがしますね。

—— 馴染んでくるしね。

安田 そうそう、飽きてきたとか…アハハ! 酷い(笑)。まぁ、僕は恋愛自体をエンターテイメントって捉える感じは無いんですよね。

—— どんな形でも良いと思います、最終的に恋愛も全てセックスに繋がっていくと思っているのでセックスをする為の恋愛っていうのもアリだと思います。

安田 そうですね。僕、最初の駆け引きが楽しいみたいなのが分かんないんですよ。そういう関係になっちゃうならそれはそれでいいなって思うけど。

—— 本当に出会ってそうなるまでの間に多少の時間があるわけじゃないですか。そこの展開はいいんですか?

 

安田 いいんですかって言われても(笑)。

—— 「どうなのさ」みたいな駆け引きもあるだろうし、そこも恋愛の行程なんじゃないんですか?

安田 それはそれでいいけど別にそこがすごく楽しいかって言われるとそうでもない。

—— これ端折れないかなって思ってるぐらい?

安田 早送りできないかなーってチャプター2に飛ばせないかなーみたいな(笑)。

—— 安田さんが唯一端折らなかった恋愛の話を聞きたいと思います。

安田 アハハハ! そんなの話すのいやだなー(笑)。

 


 

「確実に幸福な人となるただ一つの道は、人を愛することだ。」
と、説いたのはトルストイですが、安田さんはそれに真っ向から反論した今回、いかがだったでしょう?

しかし恋愛を人生の選択から消してしまったら、いったい何が楽しいのか、まだまだ聞き足りない感じがしますが、次回は結論を出さねばなりません。
いろんな考え、いろんな価値観があるから、話していくと楽しいものです。
どうまとめていくか、どうぞご期待ください。

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今回のゲスト:フリーライター、アダルトメディア研究家 安田理央さん

 

 

1967年埼玉県生まれ。実はネガティブマネージメントが得意な獅子座。
フリーライター、アダルトメディア研究家、漫画原作者、ニューウェーブ歌手など、複数の職業で多忙面で活躍している。
本人は趣味と言い切っているが、京王百貨店の駅弁大会では駅弁の達人として、そのマニアっぷりでメディアでも活躍している。(本人は京王の駅弁大会が好きなのであって、駅弁が好きなのではないと言っている。)
最近の著書は巨乳の誕生、痴女の誕生など(本人は巨乳も痴女も好きではないと言っている。)。
日本の風俗資料として永久保存されそうな膨大な資料をまとめあげた。

安田理央Twitter

安田理央ブログ

安田理央著作一覧

 

 

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